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【速報】全日本団体 男子決勝

2017年11月26日(日)、高崎アリーナ(群馬県)にて全日本団体の男子決勝が行われた。

 

高崎アリーナ
今年の4月に出来たばかりの高崎アリーナは真新しく、高崎駅からシャトルバスも運行されており至便。

 

男子団体はインターハイの上位2チーム、全日本ジュニア選手権(1部)1チーム、インカレ団体(1部・2部)と全日本シニアの2大会の得点を順に並べた上位12チーム、ジュニアナショナル選手の選抜チーム1チームの合計16チームで争われる。

前日に行われた女子決勝と同じく、1チーム6名の内、各種目を3人が演技する。そしてその3人全員の得点がチームの得点となる6-3-3制だ。2チームが1組となり、その2チームの選手が交互に演技を行うFIG決勝方式を採用する点も同様だ。

 

中川将径
1年生ながら3種目を演技し、ゆかと跳馬で高得点を出した中川将径

 

優勝候補が出場する2班では、前年度優勝チームの順天堂大と日体大がゆかスタートの正ローテーション、コナミスポーツとセントラルスポーツがあん馬スタートとなった。

白井健三がゆかで15.850をマークし、日体大がスタートダッシュを決めるが、次のあん馬で伸び悩む。同じ組の順天堂大もあん馬で2人にミスが出るが、萱和磨、千葉健太、中川将径とあん馬が得意な選手が多い順天堂大が早くも逆転する。

 

古谷嘉章
あん馬を始め3種目を任された古谷嘉章。コナミのチーム戦には欠かせない存在になってきた。

 

 

日体大はあん馬スタートのコナミにもこの時点で逆転を許し、トップ順天堂大、2位コナミ、3位日体大の構図が出来上がった。

 

神津源一郎
つり輪のみに出場し、しっかりと自分の役割を果たした神津源一郎

 

谷川航
ブラニクで着地をピタリと止めた谷川航

 

順天堂大はつり輪で神津源一郎が14.900を出し、跳馬では早坂と中川がロペス(D5.6)を決めた上に谷川航がブラニク(前転とび前方屈伸2回宙返り;D5.6)で着地をピタリと止めて会場を沸かせる。

 

加藤凌平
コナミでは最多の4種目に出場した加藤凌平。順天堂大を追い上げようとするが、なかなか差を詰められない。

 

千葉健太
千葉健太が得意の平行棒で15.000を出し、コナミの追い上げをかわす。

 

先に最終種目のゆかを終えたコナミが土壇場で点差を詰めたが、最終演技者の早坂尚人が、全観衆の視線を集める中、鉄棒の着地をピタリと止めた時点で勝負あった。

 

早坂尚人
最終演技者としてたった一人で鉄棒を演技し、着地まで完璧に決めた早坂尚人

 

早坂尚人
早坂は鉄棒の着地を決めた後、歓喜の雄叫びを上げた。

 

順位は動かず、順天堂大が2連覇を達成した。

2位のコナミとの差は0.950。どこかでひっくり返っても不思議ではない点差だった。また一時はトップ争いから離れていたコナミが、日体大を上回って見せたのも大きい。

 

順天堂大学
「今年は勝つべくして勝った」順天堂大学

 

大学4年生のほとんどは今回が最後の試合となる。来年には各チームが新しい顔ぶれで日本一を目指す。来年はどんな戦いが繰り広げられるか、今から楽しみである。

 

Text : Masaru “TAROKEN” Maeda

 

About taroken

GymnasticsNews Radio Showのメインパーソナリティ、ライター。 学生時代に体操の選手の経験あり。体操ファン歴は中学生時代から。 静岡県体操協会男子2種審判資格あり。 ポッドキャスターとしては体操の他、Apple製品、IT関連、鉄道系の番組にも出演中。

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