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【速報】全日本種目別トライアウト 結果

2018年4月28日(土)、夏日となった都内の東京体育館で、全日本種目別トライアウトが行われた。

 

全日本種目別トライアウト審判
国内トップクラスの審判の厳しい目が向けられる中で種目別トライアウトがおこなわれた。

 

このトライアウトは、昨日の全日本個人総合予選の出場権を持ってはいないものの、6月に行われる全日本種目別選手権への出場を希望する選手が、その出場権を争うものである。

 

五島誉博のゆか
仙台大から相好体操クラブ所属となった五島誉博が好スタートを切った。

 

ゆかでは五島誉博(相好体操クラブ)14.866と白井健三(日体大)に次ぐ高得点を叩き出した。オリジナル技のゴシマ(前方伸身宙返り3回半ひねり;G)や4回ひねり(シライ/グエン;F)を温存した手堅い構成ながら、大きなミスなく着実に得点を積み上げた。

 

佐藤巧のゆか
高さに余裕のある宙返りを次々と繰り出した佐藤巧。

 

また佐藤巧(徳洲会)は持ち前の脚力を活かして、高さのある前方屈伸2回宙返りひねり(F)や前方宙返りの連続などで14.266。ゆか11位とし明日の全日本個人総合決勝と全日本種目別への出場権を確保した。

 

亀山耕平のあん馬
予定した構成とは異なる実施となったが、ミスのない演技で14.800と高得点を出した亀山耕平。

 

あん馬では国内で久々の演技となる亀山耕平(徳洲会)の演技に大きな声援が飛んだ。演技中に危うさを感じ取りとっさに予定とは構成を変えたが、目に見えるミスを出すことなくきれいに通しきり、あん馬3位といい位置につけて明日の決勝と全日本種目別への出場権を確保した。

 

佐藤巧のつり輪
中水平で力をアピールする佐藤巧。

 

つり輪では佐藤巧が中水平などの力技やヤマワキなどの振動技を大きなミスなくまとめ、14.066で10位につけ、明日の決勝と全日本種目別への出場権を確保した。

 

鈴田佳祐の跳馬
久々の試合出場となった鈴田佳祐

 

跳馬は見所が満載だった。何と言っても注目せざるを得ないのは、日本で初めてリ・セグァン(D6.0)を実施した鈴田佳祐(ヒラキダ体操クラブ)の復帰である。一時は体操から遠のいていたが、安里圭亮(相好体操クラブ)が世界選手権で活躍する姿を見て復帰を決意。まだ全盛期まで技を戻せておらず、全日本種目別への出場は叶わなかったものの、今後の復調次第では安里と鈴田のリ・セグァンの共演がまた見られるかもしれない。

 

安里圭亮のリ・セグァン
ラインオーバーはあったものの高さのあるリ・セグァンでEスコア9点代を出して見せた安里圭亮。

 

その安里圭亮はリ・セグァンとヨー2(D5.6)を実施。どちらも着地で減点があったものの14.183で7位につけ、明日の決勝への出場を決めた。なお安里は昨年の世界選手権出場により全日本種目別ではシードされており、この結果に関わらず全日本種目別への出場権は以前から確定している。

 

小倉佳祐の跳馬
ロペスでの転倒があり全日本種目別出場は叶わなかった小倉佳祐。

 

小倉佳祐(相好体操クラブ)は1本目のロペス(D5.6)で前に手をつく形で落下、2本目の前転とび前方伸身宙返り1回半ひねり(D4.8)は着地が止まったものの、12.999となり30位で全日本種目別への出場は叶わなかった。

 

大久保圭太郎の跳馬
ロペスハーフ(D6.0)もある大久保圭太郎だが、この日は手堅くロペスで攻めた。

 

大久保圭太郎は得意のロペスを小さく2歩にまとめ、2本目は前転とび前方伸身宙返り1回半ひねりをまとめ14.283で6位とし、明日の決勝と全日本種目別への出場を決めた。

 

佐藤巧の跳馬
跳馬でその実力を見せつけトップに立った佐藤巧。

 

この激しい跳馬戦線でトップに立ったのが佐藤巧だった。高さのあるヨー2で着地を小さく1歩に止め、ドリッグス(D5.2)では着地をピタリと止めた。14.683で跳馬1位で明日の決勝と全日本種目別への出場を決めた。

なお白井健三(日体大)は昨年の世界選手権跳馬金メダル獲得により全日本種目別ではシードされており、この結果に関わらず全日本種目別への出場権は以前から確定している(初出時、誤りがありましたので修正しました)

 

明日はいよいよ全日本個人総合の男女決勝が行われる。

※なお明日は大会最終日となるため、速報は GymnasticsNews Radio Show での音声配信となり、記事によるレポートは数日後になります。

 

藤巻俊平のゆか
ゆか18位で全日本種目別出場を決めた藤巻俊平(鹿屋体育大)。

 

山本威吹のゆか
ゆか23位で全日本種目別への出場を決めた山本威吹(筑波大学)

 

TEXT : Masaru “TAROKEN” Maeda

About taroken

GymnasticsNews Radio Showのメインパーソナリティ、ライター。 学生時代に体操の選手の経験あり。体操ファン歴は中学生時代から。 静岡県体操協会男子2種審判資格あり。 ポッドキャスターとしては体操の他、Apple製品、IT関連、鉄道系の番組にも出演中。

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