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他を寄せ付けぬ勝利 内村航平

内村を見つめる加藤

一分の隙もない見事な勝利だった。

今シーズンに向けて難度を上げた構成で試合に臨んだ王者、内村航平(KONAMI)は、ゆかの15.600を皮切りに次々と各種目の最高得点をマーク。

やや疲れが見えた平行棒こそシュー・シーフォン(中国)、加藤凌平(順天堂大学)の後塵を拝したものの、最終種目の鉄棒では、直前に落下した加藤を尻目にF難度の大技フェドルチェンコで着地をピタリと止め、観衆を唸らせると共に、追いかけるハンビュヘン(ドイツ)を苦笑いさせた。

早々と世界選手権への切符を手に入れた内村だが、「会見で言われるまで忘れていた」とそれを気にかける素振りも見せず、「今後の大会では様子を見ながらさらに難度を上げるかも」と話す。

「美しさ」だけでは飽き足らず「難しさ」までも追い求め始めた世界王者に、誰もが目を離せない。
まさに胸躍る体操シーズンが到来した。

内村 鉄棒

About taroken

GymnasticsNews Radio Showのメインパーソナリティ、ライター。 学生時代に体操の選手の経験あり。体操ファン歴は中学生時代から。 静岡県体操協会男子3種審判資格あり。 ポッドキャスターとしては体操の他、Apple製品、IT関連、鉄道系の番組にも出演中。

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