Home / Report / 【速報】第68回全日本体操競技選手権大会 女子予選・男子種目別トライアル結果

【速報】第68回全日本体操競技選手権大会 女子予選・男子種目別トライアル結果

第68回全日本体操個人総合選手権の男子トライアル・女子予選が5月10日代々木第一体育館で行われた。
第1日目では男子個人総合の予選と種目別選手権の出場をかけた予選もかねていたが、このトライアルでは種目別への出場権をかけた“最後の勝負”へ挑む鼻息の荒い選手が出場している。
その上位24名が7月に行われる全日本種目別選手権へ出場できる。

9日に行われた予選では個人総合だけではなく種目別の予選もかねているということもあり、レベルの高い戦いとなった。
そして今日満を持してスペシャリストたちがプライドをかけて挑む。
また、女子の個人総合予選も行われた。
出場66名のうち24名が明日の決勝へ進出でき、さらには来月行われるNHK杯への切符を手にする。
白熱した戦いが繰り広げられた。

第68回全日本体操競技選手権大会 女子予選・男子種目別トライアル
第68回全日本体操競技選手権大会 女子予選・男子種目別トライアル

全日本個人総合予選に出場しない選手が、全日本種目別の出場権をかけて争う男子種目別トライアルが行われた。
参加選手が最も少ない鉄棒で18人、最も多いゆかで39人が得意種目で争った。その演技数はのべ161。

飛田大悟2
平行棒で全日本種目別出場を狙う飛田大悟(日本体育大学)

一発勝負のためか、あん馬や鉄棒などに落下が目立ちはしたが、これだけ多くの選手の得意種目が一度に見られる機会はなかなか無いだろう。

とはいえ個人総合を争うトップ選手とも得点面で競い合うことになるこのトライアル、チャレンジする機会は得られたものの、けっしてその壁は低くなかった。

熾烈な争いの中、トライアルから全日本種目別への出場権を勝ち取ったのは、昨年の種目別跳馬の覇者である小倉佳祐(早稲田大学)を初めとする、ほんの一握りの選手だけであった。
本番は7月に千葉で行われる第68回全日本種目別選手権大会。

トライアルという高い壁を乗り越えた戦士が目にしたのは、本当の戦いの場だった。

 

寺本明日香
演技を終えホッとした表情を見せる寺本明日香(中京大学)

一方女子予選の第1位はロンドンオリンピックでも活躍し、この春から中京大学へと進んだ寺本明日香。
女子の新エースとして成長を遂げた19歳は、ノーミスで55.750。
同じく日本体育大学へ進んだ笹田夏実は、環境の変化を感じさせない安定した演技で55.150で寺本に続いた。
細かいミスが目立ちトップに1点以上もの差をつけられ、3位となったのは世界選手権でも活躍した村上茉愛(池谷幸雄体操倶楽部)だ。
腰痛の影響もあり完璧な構成とはいかなかったが、それでも3位(54.300)に入り込むそのレベルの高さはさすがだ。
明日の決勝ではさらに高い難度の技が見られるだろう。

また、台風の目となりそうなのが、若干15歳の土橋ココだ。
今まで目立った活躍こそなかったが、明らかにその存在感は光っていた。
2班スタートながら53.300で同率5位となり、明日は1班で回ることになる。
1年前に比べ、女性らしさを増した土橋。
この若い勢いが決勝でどんな演技を披露し、トップ選手を脅かすのか、注目だ。

ベテラン、美濃部ゆう(朝日生命)は安定した演技は見られたが、随所でミスがあり52.850の同率8位。

決勝では修正し、巻き返しに期待したい。

 

土橋ココゆか
土橋ココ(レジックスポーツ)は競技者としても女性としても成長をみせた

About taroken

GymnasticsNews Radio Showのメインパーソナリティ、ライター。 学生時代に体操の選手の経験あり。体操ファン歴は中学生時代から。 静岡県体操協会男子3種審判資格あり。 ポッドキャスターとしては体操の他、Apple製品、IT関連、鉄道系の番組にも出演中。

Check Also

田中和仁

31歳のラストチャンス 〜 田中和仁 Part 1

「今年がラストチャンス、東京は …