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【速報】豊田国際体操競技大会2日目

12月14日、スカイホール豊田で豊田国際体操競技大会の2日目が行われた。男子は跳馬、平行棒、鉄棒が、女子は平均台、ゆかが種目別で争われた。

この日は「後輩に譲った」として前日に出場しなかった内村航平や、平行棒・鉄棒のスペシャリストで世界選手権個人総合銅メダリストでもある田中佑典も出場し、会場を大きく沸かせた。

ヤン・ハクソン
オリジナル技を温存しつつも地力の違いを存分に見せつけたヤン・ハクソン

男子跳馬は「頭ひとつ抜けている(白井健三)」ヤン・ハクソン(韓国)が唯一の15点台で優勝した。ヤン・ハクソン(前転とび前方伸身宙返り3回ひねり;D6.4)もロペスハーフ(伸身カサマツとび2回半ひねり;D6.4)も温存し、ヨー2(前転とび前方伸身宙返り2回半ひねり;D6.0)とロペス(伸身カサマツとび2回ひねり;D6.0)の実施だったが、いずれも余裕のある着地で力の違いを見せつけた。

2位はシライ・キムヒフン(伸身ユルチェンコとび3回ひねり;D6.0)とドリッグス(伸身カサマツとび1回半ひねり;D5.6)を跳んだ白井健三だった。3位にはローチェ(前転とび前方かかえ込み2回宙返り;D5.6)とルー・ユーフ(屈伸ツカハラとび後方屈伸宙返り;D6.0)を跳んだラディビロフ(ウクライナ)がつけた。

田中佑典の平行棒
シャルロでややぐらついたものの、完成度の高い演技で優勝した田中佑典

平行棒は、多少のぐらつきはあったものの体線の美しさと技の正確さで群を抜いていた田中佑典が優勝した。2位にも日本の加藤凌平がつけ、日本の平行棒の層の厚さを見せつけた。3位はドイツのフィリップ・ヘルデルだった。

内村のコールマン
屈伸コバチを入れたDスコア7.2の構成で優勝した内村航平

鉄棒は、最初に屈伸コバチ(E)を入れてDスコアを7.2に上げた構成にチャレンジした内村航平が15.925という高得点を出し、スペシャリストの田中佑典を抑えて優勝した。田中佑典はDスコアは同じ7.2だったが、Eスコアで内村に0.1及ばず2位に終わった。3位はカナダのジャクソン・ペインだったが、2位の田中佑典とは1.675の大差がついた。

亀山耕平の鉄棒
オープン参加だが伸身トカチェフを入れた新しい構成を見せた亀山耕平

またオープン参加ではあるが、あん馬のスペシャリスト亀山耕平が伸身トカチェフを入れた新しい構成で鉄棒に出場した。Dスコアは高くないものの、Eスコアは内村、田中佑典に次ぐ8.275だった。

 

寺本明日香の平均台
安定感の高い演技で優勝した寺本明日香

平均台では「ここ最近では一番の出来」と本人が口にするほど安定感の高い演技で、寺本明日香が優勝した。後方伸身宙返り3回ひねり降り(F)は温存したものの、世界選手権で出たミスもしっかりと修正し、14.500の高得点を叩き出した。2位はカナダのマディソン・コピアク、3位は韓国のキム・チェヨンだった。美濃部ゆうは後方伸身宙返り両脚着台(E)での落下が響き4位に終わった。

村上茉愛のゆか
難度を抑えた構成ながらもEスコアで笹田を振り切って優勝した村上茉愛

女子ゆかでは、スペシャリストの村上茉愛が優勝した。大技はシリバス(後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり;H)のみで終末技も後方伸身宙返り2回ひねり(C)と難度は抑えめながらも、溌剌とした演技で2位の笹田をEスコア0.5点差で振り切った。3位は韓国のイ・ヘビンだった。

土橋ココのゆか
オープン参加のため順位はつかなかったが実質3位の得点を出した土橋ココ

またオープン参加のため順位はつかなかったが、土橋ココの演技はDスコアが5.5と最も高く、トータルでも13.350で実質3位の得点だった。

 

TEXT : MASARU “Taroken” MAEDA

About taroken

GymnasticsNews Radio Showのメインパーソナリティ、ライター。
学生時代に体操の選手の経験あり。体操ファン歴は中学生時代から。
静岡県体操協会男子3種審判資格あり。
ポッドキャスターとしては体操の他、Apple製品、IT関連、鉄道系の番組にも出演中。

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