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【速報】第69回全日本体操競技選手権大会2015 会場練習&記者会見〜その2

岸根高校から日本体育大学に進学し、環境の変化を糧にしてさらに進化した白井健三。練習時間が十分に取れるようになり、体つきもたくましくなった。

ピンクのジャージが新鮮な白井健三
ピンクのジャージが新鮮な白井健三

「大勢の仲間がいて楽しく練習できる」と嬉しそうに語る白井健三。「ゆか、跳馬以外に見て欲しい種目は?」との問いかけには「平行棒」と答える。

昨年のスイスカップでは体操の楽しさをあらためて学んだという。内も外も一回り大きくなった白井健三の演技は、今年も楽しみだ。

コンディションを語る野々村笙吾
コンディションを語る野々村笙吾

野々村笙吾(順天堂大)は今年も怪我を越えての挑戦になる。以前から痛めていた肩が治った頃に平行棒のティッペルトで左中指の靱帯を痛め、鉄棒ではアドラーでふっとび尾てい骨を怪我。しかし全日本には何とか間に合った。

練習を詰められなかったため難度は抑え気味だが、それでも3位以内を目指すと語る野々村笙吾の演技には熱い視線を送らざるを得ない。

同じ順天堂大学のライバルであり同志でもある加藤凌平にも、苦難が待ち受けていた。平行棒で右親指の靱帯を痛め、十分な練習ができなかった。

しかし「シーズン最初の大会は他の選手もミスが多い。ミスしない者が勝つ」と自信の安定感を武器に戦う。「まずは代表入り、NHK杯の後に難度を上げる」と青写真を描く加藤凌平の目は、しっかりと先を見据えている。

DよりもEで戦うと語る寺本明日香
DよりもEで戦うと語る寺本明日香

寺本明日香(中京大学/レジックスポーツ)は3月半ばの練習中に小指の内側靱帯を断裂、手術をしては今大会に間に合わないため、練習しながら治癒を目指すという選択肢を取った。

Dスコアを抑えざるを得ないものの「0.1を大切にして演技したい」と語る寺本。Eスコアをまとめて上位を目指す。

大学2年生になった笹田夏美
大学2年生になった笹田夏美

笹田夏美(日体大)はこの春、上級生になった。白井健三など新入生が加わった練習に気持ちも引き締まる。

新曲のゆかを練り込む笹田夏美
新曲のゆかを練り込む笹田夏美

ゆかの新曲ベサメムーチョは、もっとキスして、の意。「ちょっと大人っぽい」ゆかも含めて、跳馬以外はすべて新しい構成で臨む。

右手首を痛めてはいるが、「試合感もまとまりもある」と語る。新しいゆかと新しい笹田には期待できる。

ゆかの大技に取り組む宮川紗江
ゆかの大技に取り組む宮川紗江

また記者会見こそなかったものの、会場練習では大技が飛び出していた。セインツ体操クラブの宮川紗江だ。

ゆかで後方伸身2回宙返り(F)、後方伸身2回宙返り1回ひねり(H)、後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり(H)、前方伸身宙返りからの前方かかえ込み2回宙返り(E)と、高難度の大技を軽々とこなしていく。

男女とも世界トップレベルの演技が見られる全日本個人総合からは、やはり目が離せない。

 

TEXT : MASARU “Taroken” MAEDA

About taroken

GymnasticsNews Radio Showのメインパーソナリティ、ライター。 学生時代に体操の選手の経験あり。体操ファン歴は中学生時代から。 静岡県体操協会男子3種審判資格あり。 ポッドキャスターとしては体操の他、Apple製品、IT関連、鉄道系の番組にも出演中。

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