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赤い闘志、青い闘志 〜 田中和仁 Part 2

昨年の世界選手権で日本は37年ぶり(オリンピックを除く)の団体金メダルを獲得した。

「佑典の団体金メダルは嬉しかったですね。空港で会ってメダルを見せてもらいました。」

田中和仁

嫉妬心はなかったという。一昨年の南寧世界選手権(0.1点差で中国に敗れて団体銀メダル)のことがあったので、金が取れてよかったという気持ちが強かった。
しかし自分もあの輪の中にいたいという感情は湧き上がってきた。もう1回代表になりたいと切に思った。

田中和仁にとって団体戦は難しいという。学生の頃は表彰台レベルではなかったので、ずっと個人で戦ってきた。団体戦ではチームで戦うため気持ちが昂りやすい。

田中和仁

個人戦では闘志は青いイメージ。だが団体戦ではそれが赤い炎に変わってしまい、コントロールするのが難しいという。

思い返せばロンドン五輪の時のミスはそこに原因があった。
普段は自分のため、青い闘志で体操をやっている。しかしそれが他の誰かのためという赤い闘志で体操をやろうとすると、うまく自分をコントロールできずそれがミスにつながる。
まずは自分のためという意識で、青の闘志で演技をし、その結果が応援してくれるみんなの喜びにつながればいい。それを前回のオリンピックで学んだ。

「団体戦は楽しいんです。みんなで一緒にやるから。あとNHK杯も個人だけどいつものメンバーと回るから楽しい。」

田中和仁

自分のために演技することが応援してくれるみんなのためになる。そう考えて最後まで試合を楽しむ。

田中和仁は青い闘志でリオを目指す。

 

TEXT : Masaru “TAROKEN” Maeda

About taroken

GymnasticsNews Radio Showのメインパーソナリティ、ライター。
学生時代に体操の選手の経験あり。体操ファン歴は中学生時代から。
静岡県体操協会男子3種審判資格あり。
ポッドキャスターとしては体操の他、Apple製品、IT関連、鉄道系の番組にも出演中。

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