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新FIG会長 渡辺氏が登場 ー 日本体操競技・器械運動学会第30回大会

2016年12月18日(日)、東京は日本大学文理学部、百周年記念館国際会議場にて日本体操競技・器械運動学会第30回大会が行われた。

 

第30回学会大会
FIG新会長の渡辺守成氏をシンポジストに招いて第30回学会大会が行われた。

 

午前中には「2020東京五輪に向けての国際体操連盟の課題とこれから」と題し、シンポジストに第9代国際体操連盟会長に選出された渡辺守成氏と、国際体操連盟男子体操競技技術委員に再選された冨田洋之氏を迎えたシンポジウムが行われた。

 

渡辺守成氏と冨田洋之氏によるシンポジウム
午前中は渡辺守成氏と冨田洋之氏によるシンポジウムが行われた。

 

渡辺氏は会長立候補に至るまでの経緯や、富士通と共同開発した採点支援システムを紹介した。

 

体操のプレゼンス向上
渡辺FIG新会長は、全スポーツ内での体操のプレゼンス向上を目指す

 

今後のビジョンとしては、現会長のブルーノ・グランディ氏の意志を継承し美しく正確な体操に主眼を置くこと、IOC内のスポーツヒエラルキーにおける体操のプレゼンス向上に努めることや、24時間放送の体操チャンネルの開設など新たな構想を示した。

冨田氏は来年から採用される新ルールの概要や種目ごとの変更点などを解説した。

 

冨田洋之
新ルールにおける変更点を解説する冨田洋之氏

 

昼には中央大学教授、市場俊之氏による男女混合の複数人による体操演技の紹介も行われた。

午後からは教育現場での鉄棒、マット運動指導に関する研究やコスタリカ共和国への指導者派遣報告の他、平行棒のベーレや、リオ五輪で発表された逆方向にひねるリバルコなどトップ選手が行う技の技術研究も発表された。

また本学会のプロジェクト研究結果として、笹田弥生氏によりリオ五輪での採点の傾向調査の結果や問題点の指摘が報告された。

 

TEXT : Masaru “TAROKEN” Maeda

About taroken

GymnasticsNews Radio Showのメインパーソナリティ、ライター。
学生時代に体操の選手の経験あり。体操ファン歴は中学生時代から。
静岡県体操協会男子3種審判資格あり。
ポッドキャスターとしては体操の他、Apple製品、IT関連、鉄道系の番組にも出演中。

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