Home / Report / 2017全日本個人総合選手権 / 【速報】第71回全日本個人総合 会場練習&試合前記者会見

【速報】第71回全日本個人総合 会場練習&試合前記者会見

2017年4月6日(木)青空の下、東京体育館にて2017年全日本個人総合の会場練習と試合前記者会見が行われた。

会場練習 橘汐芽
会場練習で鉄棒に取り組む橘汐芽(朝日生命)

 

今シーズン初の大会であり、多くの選手にとって新ルールに臨む初めての試合となる。ほとんどの演技構成が新しくなり不安も期待もある中で、各選手は会場での調整に余念がなかった。

内村航平 会場練習
会場練習はサブアリーナでの平行棒のみに留めた内村航平

 

プロとして初の試合となる内村航平(リンガーハット)は平行棒を20分程度サブ会場で行ったのみだった。

記者会見では先日行われたW杯の得点の傾向を分析し、高難度の演技よりも、Dスコアを抑えた演技を減点なく実施した方が高得点につながるとの判断を語った。

まだ疲れがあり体力が戻りきっていない事もあるが、Dスコアよりも自分の持ち味である美しい体操でEスコアを狙っていく。これまでと違って14点台が出たら高得点になるだろうが、それに気落ちせず、得点を気にせず自分の体操をやりたいと語る。

試合前会見 加藤凌平
アメリカンカップでの失敗で課題が明確になったと語る加藤凌平

 

加藤凌平(コナミスポーツ)は記者会見で開口一番、先日のアメリカンカップの失敗に触れた。痛みや調整不足があり、失敗の多い実施になったが、そこで課題がはっきりと出たので今回はそこを修正した演技で臨む。

試合前会見 山室光史
新ルールで下がった得点を見ると気持ちが萎える。得点を気にせずいくと語る山室光史

 

山室光史(コナミスポーツ)は、おそらくこれまでより1点近く得点が下がるが、得点にこだわらず自分が今出来ることをしっかり出来ればいいと考えて今回の試合に臨むと語った。

あん馬ではショーン(上向き全転向;E:選手の間では「メリーゴーランド」と言われる)を取り入れたので見て欲しいとのこと。

試合前会見 田中佑典
つり輪では新しく取り入れた技を見て欲しいと語る田中佑典

 

田中佑典(コナミスポーツ)は新ルールに対応するに当たって、自分にどんな技ができるのかかなり色々と試したという。ゆかの前宙ダブル(D)やつり輪の3回宙(G)、鉄棒ではブレットシュナイダー(H)、丸一日ピアッティ(シュタルダートカチェフ)をやっていた日もあったそうだ。

そんな中でつり輪でオニール(伸身グチョギー;E)からの振り上がり脚前挙の出来がいいのでぜひ見てもらいたいと語った。

試合前会見 寺本明日香
調子はいい。段違い平行棒はがらりと構成が変わったので見て欲しいと語る寺本明日香

 

先日のアメリカンカップで日本人初の2位という快挙を達成した寺本明日香(レジックスポーツ/中京大学)は会場練習でもキレのある動きを見せていた。記者会見でも自ら調子がいいと語り、オリンピックの時ほど難度は高くないものの、安定感をアピールしていた。

段違い平行棒は記者向けに公表されていた構成とは全く異なるものになっているということなので、本番に期待したい。

会場練習 中川将径
会場練習でつり輪の準備をする中川将径は順天堂大に進学した

 

明日7日(金)10:40から、今シーズンの体操がついに開幕する。

 

Text : Masaru “TAROKEN” Maeda

About taroken

GymnasticsNews Radio Showのメインパーソナリティ、ライター。
学生時代に体操の選手の経験あり。体操ファン歴は中学生時代から。
静岡県体操協会男子3種審判資格あり。
ポッドキャスターとしては体操の他、Apple製品、IT関連、鉄道系の番組にも出演中。

Check Also

全日本個人総合 内村の鉄棒

【速報】第71回全日本個人総合 決勝 結果 薄氷の10連覇

2017年4月9日(日)、東京 …