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新世代の挑戦

全日本個人総合で開幕した2017年の日本体操界。

男子はプロ転向後初の試合となる内村航平(リンガーハット)の10連覇が注目を集めたが、女子では新世代の台頭が著しい。

中でも今年度から高校2年生になった梶田凪(山梨ジュニア体操クラブ)、中路紫帆(戸田市スポーツセンター)、花島なつみ(フジスポーツ/東京学館)の高2トリオが目を引く。

 

梶田凪
技と表現力もさることながらすでにトップ選手としてのムードを醸し出す梶田凪

 

中路紫帆
美しい体線と正確かつ高難度の技で魅了する中路紫帆

 

花島なつみ
花島なつみの表情を大胆に使ったゆかの表現力は、世界でも類を見ない

 

梶田凪は和風の面立ちと美しい体線を武器に、すでにトップ選手のムードを醸し出す。

中路紫帆は高校生らしかぬ、すらっとしたシルエットと大人っぽい雰囲気が魅力だ。

花島なつみは4種目でのバランスの取れた得点力と、他の選手には見られない表情を駆使したゆかの表現力を持つ。

 

梶田凪の平均台 ジャンプ
ジャンプひとつを見ても美しい梶田凪

  

4月の全日本個人総合決勝では3位の梶田凪と4位の中路紫帆はロンドン五輪、リオ五輪で活躍した寺本明日香(レジックスポーツ/中京大学)を上回る成績を納めている。

 

中路紫帆の平均台 下り技
演技中に自然に出る表情も中路紫帆の魅力の一つだ

 

花島なつみも8位ながら寺本に0.65点差まで追い上げており、次回のNHK杯ではさらなる順位アップの可能性を秘めている。

 

花島なつみの平均台
決めるべきところを決め安定感のある演技を見せる花島なつみ

 

果たしてこの高2トリオの誰かが世界選手権代表の座を射止めるのか。

それともオリンピック/世界選手権代表経験者がその行く手を阻むのか。

今年のNHK杯女子は2020年へと繋がる。

 

Text : Masaru “TAROKEN” Maeda

About taroken

GymnasticsNews Radio Showのメインパーソナリティ、ライター。 学生時代に体操の選手の経験あり。体操ファン歴は中学生時代から。 静岡県体操協会男子3種審判資格あり。 ポッドキャスターとしては体操の他、Apple製品、IT関連、鉄道系の番組にも出演中。

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