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【速報】2017NHK杯 男子結果

5月21日、前日の女子に続き、男子のNHK杯が東京体育館で行われた。

連覇を目論む内村航平(リンガーハット)とそれを阻止し、さらに世界選手権への切符をつかもうと、田中佑典(コナミスポーツ体操競技部)、白井健三(日体大)らが熱い戦いを繰り広げた。

9連覇を果たした内村航平(左)と2位の白井健三。ともに個人総合での世界選手権出場を決めた。

 

決着がついたのは最終種目。内村が逆転で白井を下し、NHK杯9連覇を果たした。「6種目で集中力を切らさずに、全日本後からやってきたことができた」と納得の表情。そんな内村と対照的だったのは、3位の田中佑だ。持ち点で2位につけた田中佑だったが、「反応良く動く体を制御し切れなかった」と第一種目のゆかで13.500と出遅れ、徐々に調子を戻すも、後半の平行棒ではヤマムロで足をバーに当ててしまうミスも出て、浮上できず。「未熟なところが出た」と肩を落とした。

最終種目の鉄棒で14.750を出し、2位の白井に0.75まで迫った田中佑典だったが、一歩及ばず。

 

デッドヒートを繰り広げたのは、大会の度に成長を見せている白井だった。第四種目の跳馬で白井がトップに立つと、平行棒を終えた時点で2位・内村との差は0.5。最終種目の鉄棒では、白井が先に演技し、大きなミスなくまとめ13.950とし、内村は14.450を出さなければ覇権を譲るという状況となった。

演技に入る前、集中を高める内村航平。白井は「集中力の高さが格段に上」と感服だった。

 

内村は「(白井の)演技は見ていなかった」と、集中力を最大限に高めると、4つの離れ技をぶれることなく実施。着地までまとめると、この日一番の拍手が会場を包み込んだ。

内村の鉄棒が14.800。

2位・白井との点差はわずかに0.35だった。

 

本来の実力を取り戻しつつある野々村笙吾。自信をのぞかせる表情に、さらなる飛躍を予感させた。

 

4位につけたのは、7位スタートとなっていた野々村笙吾(セントラルスポーツ)だ。「(第二種目の)つり輪の着地が止まったのでそこで勢いに乗れた」と安定した演技で、第五種目の鉄棒まで14点台をマーク。じりじりと順位を上げた。故障などにより、2年ほど前から目立った結果を残せなかった野々村だったが「今日のような戦いができれば個人総合でも戦える。来年は個人総合で優勝したいです」と手応えを得た。

谷川航は大きなミスこそなかったが、着地などのわずかな減点が響き、悔しさをにじませた。

 

5位には谷川航(順大)、加藤凌平(コナミスポーツ体操競技部)は巻き返しならず、8位となった。

 

Camera:Atsushi Miyachi

Text :CHIHARU ABE

About chiharu

駆け出しスポーツライターとして某野球雑誌を中心に活躍中。大学時代に体操競技に携わり、それ以来、”体操愛”に目覚める。独自の人脈で”体操”に関する様々な情報を収集する。

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