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【速報】モントリオール世界選手権 男子予選1日目

2017年10月2日、モントリオール(カナダ)のオリンピックスタジアムにて世界選手権の男子予選1日目が行われた。

 

オリンピックスタジアム
世界選手権の会場となったモントリオールのオリンピックスタジアム

 

1班には優勝候補のオレグ・ベルニャエフを含むウクライナ勢や、キューバのマンリケ・ラルデュエトが出場した。

 

ベルニャエフ
得意の平行棒では15.466の高得点を出して1位となったベルニャエフ。

 

ベルニャエフは得意の平行棒で15.466を出すスタートダッシュを決めたが、ゆかでは着地が乱れて2度のラインオーバーもあり、最終的には安定して得点を積み上げたラルデュエトの後塵を拝して2位となった。

 

ラルデュエト
キューバの新星ラルデュエトが予選でベルニャエフを上回って見せた。

 

2班ではアメリカのユル・モルダウアー、イギリスのナイル・ネルソンが個人総合を狙って6種目を演技したが、上位2人の得点を超えることはなかった。

 

内村のリー・シャオペン
リー・シャオペンを決めたかに見えた内村だったが。

 

波乱の展開を示したのはこの日の最終班である3班だった。1種目目に鉄棒で落下した選手が動けなくなり、試合が一時中断。その選手が担架で運ばれていくと、2種目目には6連覇中の内村航平(リンガーハット)が跳馬でリー・シャオペン(D5.8)を決めた直後に足を引きずる動きを見せた。

高さが十分でない跳躍で無理に着地を止めに行った際に、左脚に大きな負担がかかり、着地は決めたものの左足首を負傷してしまった。

 

左足首を負傷した内村航平
内村は跳馬の着地の際に左足首を痛めてしまった。

 

次の平行棒は何とかこなしたものの、着地が気になって演技に集中ができず内村らしからぬ不安定な実施になってしまった。鉄棒の練習までは行ったものの、このまま演技を強行するとさらなる怪我を招く恐れもあると判断して最終的には鉄棒以降を棄権。この時点で内村の7連覇は消滅した。

 

白井健三の跳馬
跳馬の1本目ではシライ/キムヒフン(D5.6)を余裕を持って決めた白井健三。

 

日本からの個人総合決勝出場は白井健三(日体大)に託された。白井は鉄棒の屈伸コバチ(E)での落下があったものの、得意のゆかでは15.766とダントツの高得点。種目別決勝進出を狙った跳馬でも1位となり、個人総合でベルニャエフを抜いて暫定4位に着けた。

 

シャオ・ルーテン
ずば抜けた種目はないものの、6種目で安定して高得点を出したシャオ・ルーテン。

 

暫定2位はシャオ・ルーテン(中国)、暫定3位はダビド・ベルヤフスキー(ロシア)となった。

 

安里圭亮
雄大さのある安里圭亮のヨー2

 

また種目別では安里圭亮(相好体操クラブ)がリ・セグァン(D6.0)とヨー2(D5.6)を跳び暫定3位となって予選通過が濃厚となった。

 

宮地秀享のブレットシュナイダー
やや鉄棒に近づけすぎたものの、ブレットシュナイダーを成功させた宮地秀享。

 

宮地秀享(茗渓クラブ)はブレットシュナイダー(H)が鉄棒に近づきすぎて次の車輪が乱れたこともあり、暫定6位で予選通過は明日の4班の結果次第となった。ゆかに出場した谷川航(順天堂大)は新しく取り入れた前方伸身宙返り2回ひねり(D)〜前方かかえ込み2回宙返り(D)で尻もちをつき予選通過ならず。亀山耕平(徳洲会)はおり技直前のウ・グォニアン(E)で大きく脚が開くミスが出て16位となり、予選通過はならなかった。

 

亀山耕平
演技は通したもののバランスを崩した減点が大きく、惜しくも予選通過はならなかった亀山耕平。

 

明日は男子4班と女子の1日目が行われる。

 

Text : Masaru “TAROKEN” Maeda

About taroken

GymnasticsNews Radio Showのメインパーソナリティ、ライター。 学生時代に体操の選手の経験あり。体操ファン歴は中学生時代から。 静岡県体操協会男子3種審判資格あり。 ポッドキャスターとしては体操の他、Apple製品、IT関連、鉄道系の番組にも出演中。

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