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【速報】全日本団体 女子決勝

2017年11月25日(土)、高崎駅から程近い高崎アリーナ(群馬県)で全日本団体の女子決勝が行われた。

 

全日本団体選手権会場
「体操のために建てた」と言われる高崎アリーナで全日本団体女子決勝が行われた。

 

今大会は本年の全日本ジュニア(1部)上位7チーム、インカレ団体(1部・2部)上位7チーム、そして先日行われた全日本シニア上位2チームの合計16チームによって争われる。

1チーム6名の内、各種目を3人が演技し、その3人全員の得点がチームの得点となる6-3-3制だ。そのため失敗は即チーム得点に影響する。

 

日本体育大学
昨年まで3連覇している日体大が本命だ。

 

また今回、初めて世界選手権やオリンピックに合わせたFIG決勝方式が導入され、2チームが1組となり、その2チームの選手が交互に演技を行った。

そのため例えば2班のローテーション1の平均台では、中京大学の1人目が演技した後に日本体育大学の1人目が演技し、その後も中京大2人目、日体大2人目と交互に演技を行う。

 

笹田夏実選手
2チーム交互に演技するため、湯元さくら(中京大)の次に笹田(日体大)が演技

 

寺本明日香選手
笹田の次に演技したのは寺本明日香(中京大)だった。

 

組によっては演技を終わった後にペアとなった他チームの選手とハイタッチするところもあり、また演技の流れや組のムードも一部ライバルと共有することもある。一種独特の試合形式だ。

 

村上茉愛選手
平均台をノーミスで終えるとガッツポーズを見せた村上茉愛(日体大)。

 

そんな中でも勢いは4連覇を狙う日体大にあった。金メダル獲得で勢いに乗る村上茉愛が、世界選手権個人総合では落下が出た平均台をトップバッターとしてノーミスでこなすと、選手層の厚みを見せつけ種目ごとに選手が入れ替わって得点を重ねていく。

 

笹田夏実選手
落下はあったものの、最後まで自分の演技をやり切った笹田夏実。

 

最終演技者の笹田夏実が、得意の段違い平行棒で落下する想定外のミスはあったものの、結果的には2位に7点もの大差をつけて日体大が4連覇を果たした。

 

村上茉愛選手と抱き合う笹田夏実選手
4連覇の喜びを分かち合う村上茉愛と笹田夏実。笹田にとっては大学生最後の団体戦だった。

 

杉原愛子
14.000を出した杉原愛子の平均台。

 

2位争いは接戦だった。僅差の戦いを繰り広げたのは、杉原愛子を擁する朝日生命と、寺本明日香を擁する中京大学だ。

 

湯元さくら
湯元さくらも得意の平均台を含む3種目に出場しチームに貢献した。

 

怪我や人材不足でどちらも実質4人で戦い、0.100の僅差で朝日生命が2位の座に就いた。ここでも3種目に出場し、跳馬では13.400を出したママジムナストの石坂真奈美の存在が目を引いた。

 

石坂真奈美
7年のブランクを経て昨年復帰した31歳のママジムナスト。朝日生命の貴重な戦力だ。

 

4位に入ったセントラル目黒では、跳馬と段違い平行棒の2種目で14点台をマークした畠田瞳もさることながら、ゆかで、女子では新技となる後方伸身宙返り4回ひねり(G)に挑戦した畠田千愛が注目を集めた。ひねり不足で3回半ひねり(F)と認定されたが、FIG認定の国際大会で成功させれば「HATAKEDA」の名前が付く可能性が高いだけに、試合後には大勢の記者団に囲まれていた。

 

畠田千愛
「まだ練習で2回しか立てた事がない」4回ひねりに挑戦し、ひねり不足ではあったものの着地に成功した畠田千愛。

 

明日は男子決勝が行われる。

 

Text : Masaru “TAROKEN” Maeda

About taroken

GymnasticsNews Radio Showのメインパーソナリティ、ライター。 学生時代に体操の選手の経験あり。体操ファン歴は中学生時代から。 静岡県体操協会男子2種審判資格あり。 ポッドキャスターとしては体操の他、Apple製品、IT関連、鉄道系の番組にも出演中。

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