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取材した大会のレポートを更新。現場からの臨場感あふれるレポートをお届けします。

女王の風格 女子平均台優勝 美濃部ゆう 

得点が出た瞬間、ガッツポーズが出た。ベテランの風格を漂わせ、平均台での優勝と世界選手権への切符をガッチリと手にした美濃部ゆうは演技を終え、笑顔を見せた。 オリンピックへの出場2回、ポーカーフェースで他を寄せ付けないオーラを放つ。若い選手が台頭してもその強さは揺るがない。攻める演技でふらつきの少ない演技とEスコアは8.050という高さ。 まだまだ若い選手には負けられない。 TEXT:CHIHARU ABE

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新たな息吹 女子跳馬優勝 村上茉愛

村上茉愛 こんなに着地をキレイに決める女子選手はいただろうか。 女子の着地は、一歩足を出すのが当たり前となっている。それも演技のうちだ、と。 しかし村上茉愛(池谷幸雄体操倶楽部)の着地はピタリと止まる。 村上が1本目に行ったユルチェンコ2回ひねりは現在日本女子ができる1番高難度の技だ。 その技を、「成功させる」ではなく「着地を止めに行く」ことを意識して演技できるのはおそらく村上だけだ。2本目の伸身ツカハラとび1回ひねりも成功させると笑顔がこぼれ、跳馬では初めてとなるタイトルを手にした。 TEXT:CHIHARU ABE

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【コラム】もし・・・内村航平が全日本種目別に出ていたら

スペシャリストがここぞとばかりに持てる技を出し尽くした全日本体操種目別選手権。ひたすらDスコアを追い求めつつも、同じ難度でも俺の技はひと味違うぜと言わんばかりの技が飛び交い、審判員はその採点に頭を悩まし続ける。 そんな演技に観客は魅了されたが、それでも中にはまだ不満が残るというファンもおられることだろう。そう、あの内村航平が参加していなかったのだ。 もしここに内村が出ていたら、そんな妄想をいだくのは体操ファンの得意とするところである。そんな妄想をこのコーナーではしたためてみようと思う。 なお内村の得点は今シーズンの全日本個人総合予選・決勝およびNHK杯個人総合予選・決勝から得点の高いものを原則 …

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つかみ取った”頂” 男子鉄棒優勝 植松鉱治

植松鉱治   やっと手にしたタイトルだ。植松鉱治(KONAMI)が鉄棒での優勝を決めた。 常に上位に君臨しながら優勝を逃していた。「ずっと取れる取れると言われていて、やっととれたタイトルなのでこれをきっかけにこれからも一番でい続けたい」。 今大会で植松は3回連続の離れ技を用意していた。見た目も派手で高得点が取れると思われる離れ技だが、必ずしもそうではない。むしろリスクが高く減点箇所も増える。だが『見ている人を楽しませたい』その気持ちが技に磨きをかけていく。 世界選手権への出場の可能性をあげるため決勝ではその挑戦は避けたが、今後他の大会で挑戦する気はあるか、との問いに「もちろんあります …

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努力家の笑顔 男子平行棒優勝 小林研也

小林研也 単独優勝を決めたその表情は喜びに満ちていた。昨年は星陽輔と同点優勝。星が引退し、優勝も見えてきたが、世間の目は違った。オリンピックへの出場も果たし、平行棒のスペシャリストと呼ばれる田中和仁(徳洲会)がいるからだ。 決勝で先に演技をしたのは小林だった。演技の安定感、一つひとつの技の完成度の高さには王者の風格さえ感じさせる。着地までしっかり決めると、Eスコア8.650を出し、15.550で暫定1位。しかし2週間前に行われたHNK杯2日目で田中和は15.600を出していた。順調に演技をこなし、残るは着地のみ。その時、田中和にしてはめずらしい着地での失敗。体勢を崩し、背中を着いてしまうほど大 …

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挑戦した者 男子跳馬優勝 小倉佳祐

小倉佳祐 波乱の多い決勝だった。種目別では特に大技への挑戦が増える跳馬。それ故に、着地の乱れ、失敗も増えていく。リスクを背負ってでも、難しい技、派手な技に挑戦しようとするのは体操人の性なのか。 小倉の行った技はロペスとヨーツー。どちらもラインオーバーで減点はあったものの、2本とも15点を超えたのは小倉ただ1人だ。技の価値点が高いだけに少ない減点で押さえれば十分勝負ができる。失敗のリスクを恐れず挑戦する気持ちが小倉を2年ぶり2度目の頂点へと導いた。 TEXT:CHIHARU ABE

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戻ってきた覇者 男子つり輪優勝 岡村康宏

岡村康宏 接戦を制したのは昨年の覇者、岡村康宏だ。2位の田中和仁(徳洲会)との差はわずか0.05だった。2006、2007年と連覇したがその後4年間は山室光史(KONAMI)にその座を譲っていた。 その力強さは学生時代からのものだっただけに、ピークは過ぎたのか。そう感じた人も多かったかもしれない。 だが、岡村の存在感は健在だった。あきらかに強さは増し、演技構成、静止時間、静止姿勢のすべてで強さを見せつけると、着地を完璧に決め、連覇を決めた。 TEXT:CHIHARU ABE

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集めた視線 男子あん馬優勝 長谷川智将

長谷川智将 その派手さはガッツポーズだけじゃない。会場からも「おお」と声が漏れた。 あん馬の種目において観客が反応を示すことは少ない。その中で長谷川は目立ってみせた。 あん馬は日本人が苦手とする種目だ。鹿島文博がスペシャリストとして注目されたのはアテネオリンピック。鹿島が引退してからこの種目が注目されることはめっきり減った。落下のリスクが高く、一つひとつの技が分かりにくい。それゆえにファンが盛り上がることも少ない。 それでも長谷川は一気に視線を集めた。その注目度に引けを取らない派手さと確実に得点を重ねる技術。あん馬の未来を変える。 TEXT:CHIHARU ABE

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日本の未来を背負う男 男子ゆか優勝 白井健三

白井健三   ゆかの優勝者は他の追随を許さない圧勝で表彰台の一番上と、そして世界選手権への切符を手にした。白井健三(岸根高校)は15.900という世界選手権への派遣標準記録をマークし、体操男子では最年少となる16歳での出場を決めた。その白井の伝家の宝刀は4回ひねり。 現在の日本選手でこの技をできる選手は誰もいない。それを見事に成功させる強心臓ぶりは圧巻の一言だ。ゆかの決勝では一本目から着地をぴたりと決め、最後の大技4回ひねりの着地も決めるとガッツポーズが出た。 『(4回ひねりを)成功させれば(15.900を)出してくれると思う。そういう雰囲気になると思います』。前日にそう語っていた通 …

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体操ニッチトークNEO 2013年11月05日更新

今週は・・・ タロケンの全日本選手権団体のレポート!! 最後の記者会見音源は内村航平ファン必聴です。

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