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豊田国際体操競技大会2013

カメラマンから見たそれぞれの戦い Vol.3 豊田国際2013

ファインダー越しに見える選手達のドラマ・・・・ 勝利した選手、有名な選手だけでなく試合会場には沢山のドラマがあります。 カメラマンが独自の視点で選んだ一枚一枚の写真から そんな”ドラマ”を感じて頂ければと思います。

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カメラマンから見たそれぞれの戦い Vol.2 豊田国際2013

ファインダー越しに見える選手達の様々なドラマ・・・・ 勝利した選手、有名な選手だけでなく試合会場には沢山のドラマがあります。 カメラマンが独自の視点で選んだ一枚一枚の写真から そんな”ドラマ”を感じて頂ければと思います。

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豊田国際体操競技大会2013

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挑戦、挑戦、挑戦 男子平行棒4位 ファム・フオク・フン

平行棒の「タナカ」という技をご存じだろうか? 1996年のアトランタオリンピックで田中光選手が発表した技(懸垂前振りひねり前方かかえ込み2回宙返り腕支持:F)である。 オリンピックや世界選手権でも滅多に行われないこの技が豊田国際で飛び出した。 行ったのはベトナムのファム・フオク・フン選手だ。 タナカの他にもシャルロ、バブサーなど高難度の技を畳みかける。ついには下りの屈伸ダブルまで全てがD難度以上の技で構成された演技だった。 全体的に急いだ実施で細かな減点もあり、結果は4位に終わったが、Dスコアだけ見れば7.0と全選手の中で最高の価値点だった。 現時点では、まだ高難度の技を並べてこなしているとい …

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秘めたる力 男子つり輪3位 マルセル・ニューエン

マルセル・ニューエン(Marcel Nguyen)

マルセル・ニューエンはロンドンオリンピックの個人総合銀メダリストである。 ゼネラリストであり、また平行棒のスペシャリストしてもよく知られている。 加えて整った顔立ちとスラッとした体型は、ともすると非力な印象を与えるかも知れない。 しかしゼネラリストであるためには力技もしっかりとこなす必要があるのだ。 つり輪にぶら下がった状態から力だけで一気に引き上げて上水平。バランディン1と呼ばれる力技だ。 やや高さに欠けるが、凜とした体線と力強く支える両腕は美しく、それを感じさせない。 結果は3位。 ニューエンの左腕で、いつも勝利の女神が微笑んでいる。 TEXT : MASARU “Taroke …

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最高峰の技 女子ゆか優勝 ビクトリア・ムアーズ

ビクトリア・ムアーズ(Victoria Moors)

女子体操の世界最高難度の技「伸身新月面(後方伸身2回宙返り2回ひねり)」、それが目の前で繰り広げられた。 この技のために設定された新しい難度「I難度」、2013年12月時点ではこの技のみである。 勢い余ってラインオーバーはしたものの、ムアーズの脚はこの技を無理なくこなす。 いわば世界最高峰の脚力の持ち主だ。 1回半ひねりを挟んでの3回ひねり、終末技のダブルも力強くこなす。 誰しも異論の無い、圧巻の優勝だった。   TEXT : MASARU “Taroken” MAEDA

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プライドをかけて 男子跳馬優勝 キム・ヒフン

キム・ヒフン(Kim Hee Hoon)

白井健三と共にユルチェンコ3回ひねりを発表し、白井健三と共に技に自らの名が付いたキム・ヒフン。 しかし世界選手権種目別では予選敗退と振るわぬ結果に終わった。 一方、白井健三は種目別決勝で4位。 再び白井健三と相まみえる豊田国際は、己の名に代えても負けられない一戦だった。 1本目はヨー2。実施減点も少なく見事な実施。 そして2本目はシライ/キムヒフン。ややつまり気味だが、大過失無く上手くまとめた。 勝利の女神はキム・ヒフンに微笑んだ。白井健三が2本とも跳躍を失敗し、キム・ヒフンの優勝だった。 世界選手権の敗戦を見事に雪辱した一戦だった。 TEXT : MASARU “Taroken& …

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経験と自信で得た安定感 平均台3位 美濃部ゆう

平均台の上での絶対的な安定感は見る者を魅了する。 着地を成功させた美濃部ゆう(朝日生命)は笑顔を見せた。3位となったその演技を振り返り「フラつきも少なく、今できるベストな演技ができたかなと思っています」と振り返った。 美濃部の何よりもの武器は経験だ。オリンピックでの経験、世界での経験、その全てを自らの演技に落とし込んでいく。大人の魅力を十分すぎるくらいに表現し、強さと自信を持って演じていくベテランは「(3年後には)リオデジャネイロオリンピックがありますけど、自分としては1年1年やっていこうかなと思っています」。と目の前を見つめた。 TEXT:CHIHARU ABE

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最高の技で頂点へ 平均台優勝 笹田夏実

その技の成功は気持ちの強さの象徴だ。 笹田夏実はG難度の伸身宙返り1回ひねり上がりを成功させた。その後も高さのある抱え込み前宙やフラつきのない足持ちターンで安定感を見せると、さらに加点のために新しく組み込んだバク転~スワン~バク転などの組み合わせも成功させるなど、その勢いのまま表彰台の一番上へと上がった。 幅10センチの平均台で行われ、気持ちの動きは失敗や落下へと繋がる種目で高難度の技、軸の安定、そしてその表現力は圧巻だった。 TEXT:CHIHARU ABE

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高みを目指して ゆか3位 笹田夏実

進化させた技で勝負し、3位へと食い込んだ 連続技で加点を増やすなど、世界選手権の時とは大きく構成を変えて挑んだ。完成度こそ低かったが、来年へ向けてすでにスタートを切っていることをその演技でみせた。 「今回の世界選手権では最後に失敗があって悔いが残ったので、来年、再来年しっかり基礎技術なども練習して、リオデジャネイロオリンピックでは個人総合でメダルを取りたい」と話し、その意識の高さを感じさせた。 TEXT:CHIHARU ABE

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