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全国高等学校体操競技選抜大会 結果

2018年3月25日に第34回全国高等学校体操競技選抜大会が、宮城県総合運動公園総合体育館(セキスイハイムスーパーアリーナ)にて開催された。

会場となったセキスイハイムスーパーアリーナ

 

男子の優勝者は83.10点で清風高校の三輪哲平。2位に市立船橋高校の安達太一(82.35点)、3位は同校の村山覚人(81.95点)となった。

順位だけを見れば順当とも取れるが、点数を見て分かるとおり、最後まで優勝者が分からない試合展開となった。

惜しくも個人総合では2位となった安達だが種目別ではゆか、つり輪、平行棒、鉄棒で上位進出を果たした

 

三輪は第一種目、得意の平行棒で勢いに乗ると、そのままミスなく大会を終えた。一方、安達はつり輪スタート。体力の消耗が激しいローテーションの中、最終種目のあん馬で落下し、優勝を逃した。三輪は「ノーミスで試合をやりきれたというのが、一番良かった」と笑顔。2017年の国際ジュニアで優勝するなど実績はあったが、「6種目ノーミスでやりきって優勝できたことは今までにないことだったので嬉しいです」と語った。

その要因のひとつに、「1種目1種目を切り離して考えることができた」ことがある。これまでも意識をしていなかったわけではないが、順調にいけばいくほど、先に控える種目のことを考えてしまうのだ。だが「今日は1種目1種目大事に、集中してできたと思います」。それは三輪にとって大きな成長。それを自身でも感じることができた大会となったようだ。

 

全種目でミスなく演技を終えた三輪が個人総合を制した

 

女子は波乱の展開となった。優勝候補の花島なつみがケガにより3種目で棄権。花島以外の優勝候補たちにもミスが目立つなど、前半の戦いからは結果を予想するのは難しい状況となった。

その中で最終種目の跳馬でユルチェンコ2回ひねりを決め、優勝を確定させたのが大町岳陽高校の松村朱里(55.50点)だ。「まだ試合で立ったことがなかった」という大技を堂々と披露した。僅差の55.30点で2位となったのが平塚学園高校の柏木淑里で、3位には東京学館の青木梨奈(53.15点)が入った。

わずか0.2点差で2位となった柏木

 

「練習してきたことをしっかり出すことができて、優勝できたので嬉しかった」と松村。一方で「細かいミスがあって課題が見つかる大会だった」と4月末に控える全日本選手権に向け、気持ちを切り替えた。

ユルチェンコ2回ひねりを成功させ、笑顔の松村

 

Text : Chiharu Abe

Photo :Shota Kitazawa

About chiharu

ちはる:スポーツライターとして野球雑誌を中心に活躍中。大学時代に体操競技に携わり、それ以来、”体操愛”に目覚める。独自の人脈で”体操”に関する様々な情報を収集する。

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