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【速報】全日本種目別男女予選 結果

2018年6月30日(土)、高崎アリーナ(群馬県)にて全日本種目別選手権の男女予選が行われた。

 

第72回全日本体操競技種目別選手権 高崎アリーナ
今回はトランポリンの大会も合わせて行われた。

 

南 一輝 仙台大学
白井健三がシードされているとはいえ、そのひねりのセンスを遺憾なく発揮して予選1位通過を果たした南一輝

 

男子ゆかは南一輝(仙台大学)が前方伸身宙返り3回ひねり(シライ2;F)を始めとした、ひねり技を多く盛り込んだ構成をまとめて14.800で予選トップ通過を果たした。2位は同じ仙台大学出身で相好体操クラブの五島誉博の14.733だった。

 

五島 誉博 相好体操クラブ
予選2位通過を果たした五島誉博。演技の精度が上がってきたようだ。

 

府殿 大佑 日本体育大学
予選3位通過となった府殿大佑(日体大)

 

全日本個人総合を制した谷川翔(順天堂大)やその兄、谷川航(同)も決勝進出を果たした。

 

長谷川 智将 徳洲会体操クラブ
今年は安定感が高い長谷川智将。予選トップ通過を果たした。

 

あん馬ではアイヒホルン(E)などダイナミックな開脚旋回で高難度の技を盛り込んだ長谷川智将(徳洲会)が14.966で1位通過を果たした。2位には萱和磨(順天堂大)、杉野正尭(鹿屋体育大)、垣谷拓斗(セントラルスポーツ)の3名がいずれも14.800で並んだ。

 

杉野 正尭 鹿屋体育大学
昨年のあん馬の王者、杉野正尭は3位で予選通過。

 

スペシャリストの亀山耕平(徳洲会)は演技の一部で脚が開くミスがあり、決勝進出はならなかった。

 

長野託也
減点する隙を見せない長野託也のつり輪。

 

つり輪は隙のない力技で見せた長野託也(朝日生命)が14.833でトップ通過を果たした。2位に野々村笙吾(セントラルスポーツ)、3位に谷川航が入った。

 

谷川 航 順天堂大学
谷川航の吸い込まれるような着地に場内は大歓声。

 

跳馬はブラニク(前転とび前方屈伸2回宙返り;D5.6)をピタリと止めた谷川航が14.833で予選1位となった。2位に安里圭亮(相好体操クラブ)が、3位にはロペスハーフ(伸身カサマツ2回半ひねり;D6.0)を前に1歩で止めた米倉英信(福岡大学)が入った。

 

大久保 圭太郎 順天堂大学
ダイナミックな跳躍で予選5位通過を果たした大久保圭太郎(順天堂大)。

 

田中 佑典 コナミスポーツ
G難度のヤマムロをはじめ、見事なさばきを見せた田中佑典。

 

平行棒はスペシャリストの田中佑典(コナミスポーツ)が神がかった演技を見せ、この日最高の15.300を出し、堂々の1位通過となった。2位は谷川翔の14.900、3位に14.800で神本雄也(コナミスポーツ)が入った。

 

谷川 翔 順天堂大学
オールラウンダーでありながら平行棒はトップクラスの谷川翔。2位で予選を通過。

 

神本 雄也 コナミスポーツ
優勝候補の一人、神本雄也は3位で予選通過。

 

内村 航平 リンガーハット
はなれ技も回転系の技も綺麗に決まり、後は下りるだけと思われた内村だったが…

 

波乱が起きたのは鉄棒だった。内村航平(リンガーハット)がカッシーナ(G)、コールマン(E)などのはなれ技をすべて綺麗にまとめ、下り技にいこうという直前、鉄棒の真下の位置で手が滑り落下した。珍しいタイミングでの落下に冷やっとしたが、怪我もなく演技を再開し、下り技をこなして演技を終了した。得点は13.400となり、予選通過を果たせなかった。

 

田中 佑典 コナミスポーツ
トップ通過を果たした田中佑典だが、まだまだ得点は上げられると語る。

 

トップ通過を果たしたのは14.600の田中佑典、2位通過がミヤチ(伸身ブレットシュナイダー;I)を成功させた宮地秀享(茗渓クラブ)、3位通過が齊藤優佑(徳洲会)となった。

 

宮地 秀享 茗溪クラブ
もはやミヤチに不安はないと語る宮地秀享。

 

女子跳馬は伸身ユルチェンコ2回ひねり(D5.4)で着地を止めた坂口彩夏(ジム・ネット体操教室)が14.000で1位通過を果たした。2位は宮川紗江(株式会社Rainbow)だった。伸身ユルチェンコ2回ひねりで前に崩れた減点が響いた。3位には文堂日南子(ならわ体操クラブ)が入った。

 

文堂 日南子 ならわ体操クラブ
得意の跳馬で予選3位通過を果たした文堂日南子。

 

畠田 千愛 セントラル目黒
8位で跳馬の予選通過を果たした畠田千愛(セントラル目黒)。

 

寺本 明日香 ミキハウス/レジックSP
安定感のある演技で段違い平行棒の予選2位通過となった寺本明日香。

 

段違い平行棒は、この種目の第一人者である畠田瞳(セントラル目黒/日体荏原)が13.966でトップ通過を果たした。2位に寺本明日香(ミキハウス/レジックSP)、3位に梶田凪(山梨ジュニア/甲斐清和高校)が入った。

 

河崎 真理菜 武庫川女子大学
段違い平行棒がミスなく終わり感情が弾け出した河崎真理菜。

 

中村 有美香 日本体育大学
日体大で唯一、段違い平行棒の予選通過(7位)を果たした中村有美香。

 

村上茉愛(日体大)はマロニー(D)で落下があり、予選通過はならなかった。

 

平岩 優奈 武庫川女子大学
平均台予選3位通過を果たした平岩優奈。

 

湯元 ゆりか ならわ体操クラブ
予選5位通過を果たした湯元ゆりか(ならわ体操クラブ)。着実に力をつけてきている。

 

蛭海 和 とらい体操クラブ
6位で予選を通過した蛭海和(とらい体操クラブ)。

 

平均台は持ち前の安定感を発揮した寺本明日香が13.400で予選1位となった。2位に畠田瞳、3位には平岩優奈(武庫川女子大)が入った。昨年、一昨年とも種目別決勝3位となった芦川うらら(水鳥体操館)はジャンプでの落下が響き、予選通過はならなかった。

 

村上 茉愛 日本体育大学
誰も寄せ付けない圧巻の演技でゆかをトップ通過した村上茉愛。

 

ゆかは世界王者の村上茉愛が貫禄の1位通過を果たした。ゆか唯一の14点台である14.300だった。2位は宮川紗江、3位には多彩なターンを盛り込んだ畠田千愛(セントラル目黒)が入った。

 

寺本 明日香 ミキハウス/レジックSP
寺本明日香は5位でゆかを予選通過。

 

明日はいよいよ男女種目別決勝が行われ、男子世界選手権代表が決定する。

 

TEXT : Masaru “TAROKEN” Maeda

About taroken

タロケン:GymnasticsNews Radio Showのメインパーソナリティ、ライター。 学生時代に体操の選手の経験あり。体操ファン歴は中学生時代から。 静岡県体操協会男子2種審判資格あり。 ポッドキャスターとしては体操の他、Apple製品、IT関連、鉄道系の番組にも出演中。HP:タロケン.link

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