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全日本種目別女子決勝 結果

 

2018年7月1日、群馬県の高崎アリーナで全日本体操種目別選手権決勝がおこなわれた。女子は5月のNHK杯で世界選手権の代表候補選手が決まっているため、真のスペシャリストたちの戦いとなった。

 

梶田 凪 山梨ジュニア/甲斐清和高校
自身初の代表候補入りを果たした梶田。この日も堂々とした演技を披露した

 

 

跳馬では坂口彩夏(ジム・ネット体操教室)が高いEスコアで2本ともまとめ優勝した。2位にはならわ体操クラブの文堂日南子、3位には坂谷りんね(戸田市スポーツセンター)と若い選手の台頭が目立つ結果となった。高いDスコアを持ち、前年覇者の宮川紗江(株式会社Rainbow)はケガによる調整不足で2本とも着地に失敗。7位に沈んだ。

坂口 彩夏 ジム・ネット体操教室
高いEスコアを武器に13.916で優勝した坂口 (左)

 

段違い平行棒は寺本明日香(ミキハウス/レジックSP)が優勝。イエガーやギンガーなどの離れ技を難なくこなすと着地もぴたりと決め昨年2位となった悔しさを晴らした。2位には松村朱里(ジム・ネット体操教室)、3位は初の世界選手権代表候補入りを果たしている梶田凪(山梨ジュニア/甲斐清和高)となった。

寺本 明日香 ミキハウス/レジックSP
指先、足先まで神経の行き届いた美しい演技で優勝した寺本。13.933をマーク

 

ベテラン勢が意地を見せたのが平均台だ。全体的にEスコアが高く見応えのある争いとなった。予選で失敗し、2番手スタートとなった村上茉愛(日体大)は「緊張して足が震えた」と振り返るも、落ち着いた演技でEスコア8.0を叩き出し優勝。3連覇を目指す寺本は「3連覇したい気持ちが出すぎた」と落下こそ免れたもののバランスを崩し平均台に手をつく過失をおかし、13.133で2位となった。3位はしゃがみ立ち3回ターンを成功させ会場を沸かせた武庫川女子大の平岩優奈となった。

村上 茉愛 日本体育大学 BB
前日の失敗を見事に修正し13.400で優勝した村上はこの笑顔

 

女子の花形・ゆかは村上がH難度のシリバスを成功させるなど圧巻の演技を見せ唯一の14点台となる14.233で優勝。キレのある動きで完成度を高めた寺本が2位に入り、着地を確実に止めにいった梶田が3位となった。

村上 茉愛 日本体育大学
14.233で優勝した村上。ゆかでの優勝は至上命題となっている

 

 

TEXT : Ciharu Abe

About chiharu

ちはる:スポーツライターとして野球雑誌を中心に活躍中。大学時代に体操競技に携わり、それ以来、”体操愛”に目覚める。独自の人脈で”体操”に関する様々な情報を収集する。

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