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【速報】女子世界選手権代表 公開試技会

2018年10月11日(木)、味の素ナショナルトレーニングセンター(東京都)にて世界選手権女子代表の試技会が行われた。

 

田中光
女子の監督は、今年のアジア大会女子監督を務めた田中光氏が代行することとなった。アトランタオリンピックの代表であり、現日体大体操競技部監督の畠田好章氏と同世代だ。

 

試技会は田中光監督代行が見守る中、杉原愛子(朝日生命)を除く世界選手権代表4名と補欠の内山由綺(早稲田大学/スマイル体操クラブ)の5名で行われた。

 

杉原愛子
腰の痛みで今回の試技会には出場しなかった杉原愛子。世界選手権には是が非でも間に合わせたい。

 

杉原愛子は、元々、痛めていた腰の状態が思わしくないため、今回の試技会を回避した。腰を前後に曲げると痛みが出る状態で、跳馬以外の3種目全てに影響があるという。世界選手権に向けて現在は治療に当たっている。

 

畠田瞳
好調さが演技から見て取れる畠田瞳。初代表ながらトップバッターを任されるほど安定感が高い。

 

好調なのは、早稲田大学への進学も決まった畠田瞳(セントラル目黒/日体荏原)で、得意の段違い平行棒では最高得点をマークした。他の3種目も大きなミスなくまとめて見せた。安定性が高く、トップバッターを務める種目も多いという。

 

梶田凪
畠田と並んで高校生で初代表となった梶田凪。

 

同じく高校3年生で、今大会が初代表となる梶田凪(山梨ジュニア/甲斐清和高校)にとって鍵となるのは、段違い平行棒だ。世界的にも珍しいフット伸身トカチェフ(G)から直接、パク宙返り(D)への連続に取り組んでいるが、試合でなかなか上手くいかない。練習では成功してもいざ試合となると落下することもあり、今シーズンの試合では涙を見せることも。

 

梶田凪
世界選手権では段違い平行棒の連続技を成功させることができるだろうか。

 

今回の試技会でも練習では鮮やかに決まっていたが、本番では連続を回避して別々に実施する形となった。ミスはないが、連続しないと加点0.2が取れない。世界選手権では、これまでの苦労が実ることを祈りたい。

 

寺本明日香
キャプテンとしての役割を果たしつつ、選手としてもポイントゲッターとなる寺本明日香。世界選手権での活躍に期待したい。

 

キャプテンを務める寺本明日香(ミキハウス/レジックスポーツ)は、足の痛みを見せることがあるものの、全般的には好調のようだ。跳馬ではチュソビチナ(前転とび前方伸身宙返り1回半ひねり;D5.8)をまとめ、平均台では8点の壁を破るEスコア8.2をマーク。段違い平行棒でも14点に迫る点を出し、自信を見せた。

 

村上 茉愛
足の痛みすら前向きに捉えて世界選手権に臨む「ゆかの女王」村上茉愛。

 

足首の負傷で夏のインカレを棄権した村上茉愛(日体大)は、痛みを物ともせず、跳馬では伸身ユルチェンコ2回ひねり(D5.4)でEスコアを9点台に乗せる。平均台でややふらつきを見せたものの、ゆかではシリバス(H)、スワンダブル(F)を決める流石の実施だ。足首は完治していないものの、世界選手権にピークを合わせるように徐々に調子を上げており、「不安なく臨める」と話す。

 

内山由綺
今年のアジア大会代表も務めた内山由綺。試技会でもそのポテンシャルを見せた。

 

補欠の内山由綺は段違い平行棒の開脚コモワ2分の1ひねり(E)で落下があったものの、他の3種目をまとめて見せた。

 

寺本明日香 村上茉愛 杉原愛子 梶田凪 畠田瞳
田中光監督代行の下、一丸となって世界選手権に挑む。

 

世界選手権は10月25日、カタールのドーハで開幕する。

 

TEXT : Masaru “TAROKEN” Maeda

About taroken

タロケン:GymnasticsNews Radio Showのメインパーソナリティ、ライター。 学生時代に体操の選手の経験あり。体操ファン歴は中学生時代から。 静岡県体操協会男子2種審判資格あり。 ポッドキャスターとしては体操の他、Apple製品、IT関連、鉄道系の番組にも出演中。HP:タロケン.link

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