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【速報】男子体操日中合同合宿 メディア公開

2019年2月13日(水)、味の素ナショナルトレーニングセンター(以下、NTC;東京都)で行われている男子の日中合同合宿の様子が、メディアに公開された。

 

NTC
NTCでの練習はいつもの風景だが、そこに中国の選手が加わると、空気が変わる。

 

先日、中国の北京で開催された日中合同合宿に続いて行われたもので、中国のトップ選手及びコーチ陣が、日本のトップ選手たちと一緒に練習に取り組むものだ。

水鳥男子強化本部長が昨年、中国の練習会場を視察した際に提案し、中国側が快諾して実現した、国境を越えた合同合宿は日本体操界では異例である。

 

XIAO Ruoteng
2017年モントリオール世界選手権で金、2018年ドーハ世界選手権で銀と個人総合トップ常連になったシャオ・ルーテン。休憩の時もその目は鋭い。

 

DENG Shudi
デン・シュウデイも日本のトップ選手に混じって汗を流す。

 

中国からは、昨年のドーハ世界選手権代表であり個人総合銀メダリストのシャオ・ルーテン、平行棒金メダリストのゾウ・ジンユァン、リン・チャオパン、デン・シュウデイ、スン・ウェイを含む10名が参加した。

 

SHIRAI Kenzo
今年の白井のあん馬は、構成は変えず確実性をアップするようだ。

 

会場では、それぞれの選手がそれぞれのペースで各自の課題に取り組む。白井健三(日体大)はあん馬の通しに磨きをかけ、つり輪の力技の姿勢を修正する。

内村航平(リンガーハット)は、肩甲骨の可動域を大きくするため、倒立棒での倒立に力を入れていた。

 

田中佑典
ブレットシュナイダーに取り組むのは誰かと目をやると、そこには田中佑典の姿が。

 

目を引いたのはやはり鉄棒で、萱和磨(順天堂大)、橋本大輝(市立船橋高校)、三輪哲平(清風高校)がG難度のカッシーナに挑んでいた。田中佑典(コナミスポーツ)はブレットシュナイダー(H)の完成までもう一歩というところまで来ていた。白井健三は、日本では珍しいゲイロード2(E)に取り組む姿も見せた。

 

ZOU Jingyuan
平行棒の天才、ゾウ・ジンユァン。その隙のない演技をさらに研ぎすます。

 

一方、中国はシャオ・ルーテンがタントラ(タンブリングトランポリン)を使って、ゆかの宙返りを繰り返し行っていた他、ゾウ・ジンユァンは得意の平行棒で単棒ヒーリー(E)を確認したり、リン・チャオパンと一緒にあん馬に取り組んだりと、複数の種目で汗を流した。

中国の選手とコーチ陣、日本の代表選手や強化選手とそのコーチ陣に合わせて、大勢の取材陣が一堂に会したため、NTCは、外の冷え込みを忘れさせるほどの熱気に包まれた。

 

日中合同合宿
合同合宿に参加した日中のトップ選手。

 

内村航平 北園丈琉
ジュニア期待の星、北園丈琉と談笑する内村。今の内村は下の世代に何を伝えるべきかを考えている。

 

練習後に行われた会見で、内村は「(刺激になるかという問いに)刺激でしかない。自分は(形が出来上がってしまっていて)もう遅いが、ジュニアの選手には中国の練習法を取り入れてほしい。それでいて日本のいいところも失わないような体操を目指してほしい」と語った。

 

TEXT : Masaru “TAROKEN” Maeda

About taroken

タロケン:GymnasticsNews Radio Showのメインパーソナリティ、ライター。 学生時代に体操の選手の経験あり。体操ファン歴は中学生時代から。 静岡県体操協会男子2種審判資格あり。 ポッドキャスターとしては体操の他、Apple製品、IT関連、鉄道系の番組にも出演中。HP:タロケン.link
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