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chiharu

ちはる:スポーツライターとして野球雑誌を中心に活躍中。大学時代に体操競技に携わり、それ以来、”体操愛”に目覚める。独自の人脈で”体操”に関する様々な情報を収集する。
齊藤優佑選手 徳洲会体操クラブ

歓声と重圧の中で貫いた“ 齊藤優佑らしさ”

  「なんだかんだやっぱ、ラブなんだなと(笑)」。   体操競技の多くの時間は苦しみだろう。 ケガはつきもので、痛い箇所がない状態で試合に臨む選手のほうが少ない。マメだらけの手、落ちたときはもちろん、着地の際の衝撃、一朝一夕ではとうてい取得することのない技。その苦しみを並べれば切りがない。 それでも、体操の話をするときの無邪気な笑顔を見ると、やはり好きなんだなと思い知らされる。 齊藤優佑の体操への思いは、愛だ。 1月に挙式を挙げたばかりの新婚の齊藤が、まるで長く連れ添った妻の話でもするかのように、体操への思いを語った。   「辛いことは辛いんですけど、なんだかんだ …

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寺本 明日香 ミキハウス/レジックSP

全日本種目別女子決勝 結果

  2018年7月1日、群馬県の高崎アリーナで全日本体操種目別選手権決勝がおこなわれた。女子は5月のNHK杯で世界選手権の代表候補選手が決まっているため、真のスペシャリストたちの戦いとなった。       跳馬では坂口彩夏(ジム・ネット体操教室)が高いEスコアで2本ともまとめ優勝した。2位にはならわ体操クラブの文堂日南子、3位には坂谷りんね(戸田市スポーツセンター)と若い選手の台頭が目立つ結果となった。高いDスコアを持ち、前年覇者の宮川紗江(株式会社Rainbow)はケガによる調整不足で2本とも着地に失敗。7位に沈んだ。   段違い平行棒は寺本 …

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白井 健三 日本体育大学

全日本種目別男子決勝 結果

2018年7月1日、群馬県の高崎アリーナで全日本体操種目別選手権決勝がおこなわれた。男子はこの日の結果も踏まえ、内村航平(リンガーハット)、白井健三(日体大)に続く世界選手権の代表選手が決定する。   ゆかは予選の順位を覆す結果となった。優勝は文句なしで白井。唯一の15点台を叩き出し6連覇を果たした。Eスコアでトップの8.733をマークした谷川航(順天堂大)が2位、予選を7位で通過した加藤凌平(コナミスポーツ)が3位に。期待されていた五島誉博(相好体操クラブ)、トップ通過の南一輝(仙台大)は着地での乱れが響き優勝を逃した。   あん馬ではブスナリ、開脚前後移動などダイナミッ …

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全国高等学校体操競技選抜大会 結果

2018年3月25日に第34回全国高等学校体操競技選抜大会が、宮城県総合運動公園総合体育館(セキスイハイムスーパーアリーナ)にて開催された。   男子の優勝者は83.10点で清風高校の三輪哲平。2位に市立船橋高校の安達太一(82.35点)、3位は同校の村山覚人(81.95点)となった。 順位だけを見れば順当とも取れるが、点数を見て分かるとおり、最後まで優勝者が分からない試合展開となった。   三輪は第一種目、得意の平行棒で勢いに乗ると、そのままミスなく大会を終えた。一方、安達はつり輪スタート。体力の消耗が激しいローテーションの中、最終種目のあん馬で落下し、優勝を逃した。三輪 …

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【速報】国際ジュニア体操競技大会

9月17日、横浜文化体育館で国際ジュニア体操競技大会が行われた。台風の接近もあり、観客席はまばらだったが、アメリカ、オーストラリア、中国など16カ国が参加し東京五輪の有力候補たちが熱い戦いを繰り広げた。 この日は個人総合選手権が行われたが、翌日行われる種目別選手権の予選も兼ねており、種目別の点数の上位8名が出場することができる。     個人総合選手権男子は上位を独占した。 優勝は82.150の三輪哲平で、あん馬での落下はあったものの、ミスを引きずることなく安定した演技を披露。参加しなかった跳馬以外すべてで8位以内入っているが、同国2人までしか決勝にいけないため、種目別には …

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内村圧勝の陰に潜む危機感と希望

NHK杯は内村航平(リンガーハット)の9連覇で幕を閉じた。体調が万全ではなく、全体的に難度を下げて臨みながらも、ミスのない演技で連覇を果たしたその姿は、まさしく王者だった。2位、白井健三(日体大)との差はわずかに0.350。だが、「小さな点差の中に大きな壁を感じている」という白井の言葉どおり、内村と白井の間には簡単には埋まらない差があるように感じた。また、3位、田中佑典(コナミスポーツ体操競技部)と白井との差が0.750。田中佑がミスのない演技をしていれば、この順位は変わっていたのではないかとも思える。2位以下の選手たちは、1つ1つのミスが命取りとなるが、内村に関しては自身の持つ技を出すことが …

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【速報】2017NHK杯 男子結果

5月21日、前日の女子に続き、男子のNHK杯が東京体育館で行われた。 連覇を目論む内村航平(リンガーハット)とそれを阻止し、さらに世界選手権への切符をつかもうと、田中佑典(コナミスポーツ体操競技部)、白井健三(日体大)らが熱い戦いを繰り広げた。   決着がついたのは最終種目。内村が逆転で白井を下し、NHK杯9連覇を果たした。「6種目で集中力を切らさずに、全日本後からやってきたことができた」と納得の表情。そんな内村と対照的だったのは、3位の田中佑だ。持ち点で2位につけた田中佑だったが、「反応良く動く体を制御し切れなかった」と第一種目のゆかで13.500と出遅れ、徐々に調子を戻すも、後半 …

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植松鉱治

選手とコーチの絆

コナミスポーツ体操クラブでヘッドコーチを務める森泉貴博コーチはいう。 「身長もあって、体重もある選手というのは長く続けるのが難しいんです。肩とか腰をケガしやすかったり、痛める場所が多かったりしてしまうので。ものすごく力があるかちょっと小柄で体重が軽い選手は長持ちするんですけどね。日本の体操界の中では身長もあって体重もそこそこある選手なので・・・」 植松鉱治が引退した理由は年齢だけではなく、そういったこともあるのかもしれない、と分析した。 植松自身も「すごくお世話になった方」と語る森泉コーチ。「技術的な面でこういうふうに体操ってやればいいんやっていうのを教えてもらった」という。 “同期”でもある …

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受け継がれてゆく想い

2015年11月29日(日)、第69回全日本団体選手権大会。 体操の聖地、代々木体育館。 体操人生最後の演技に挑もうとしている植松鉱治がいた。 ふっとひとつ息を吐き、バーを見上げる。 得意種目である鉄棒に手を伸ばし、演技をスタートさせた。 徐々に旋回のスピードを上げ、高く飛んだ――。 いつもと変わらない、優雅で力強く大きな演技。 見る者を惹きつけて離さない。 離れ技を成功させるたびに大きくなる拍手と歓声。 あっという間だった。 23年間の体操人生を終える最後の演技は、まるで一瞬だった。 最後は伸身ルドルフ。 4年前、植松の体操人生に大きな影響を与えるケガの引き金となった技だった。 着地を終え、 …

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【速報】豊田国際1日目

2015年12月12日、豊田国際体操が愛知県のスカイホール豊田で開催された。 豊田国際体操は12、13日の2日間で行われる種目別選手権のことだ。 初日は男子がゆか、あん馬、つり輪の3種目、女子が跳馬、段違い平行棒の2種目で争われ、日本からはゆかに白井健三(日本体育大学)、早坂尚人(順天堂大学)が出場した。 あん馬には加藤凌平、萱和磨(ともに順天堂大学)、つり輪には山室光史(コナミスポーツクラブ)、小倉佳祐(早稲田大学)が選ばれている。 基本的には世界選手権のメンバーが出場しており、小倉は世界選手権の国内補欠だったため出場が決まった。   ゆかでは白井が新技の伸身リ・ジョンソンを1本目 …

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